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長野県南信州で生産されている市田柿とは?

干し柿というのは、実は長野県が全国1位の出荷量を誇る品目だということを皆さんはご存じでしたでしょうか?

農林水産省の平成29年特産果樹生産動態調査でも、長野県産干し柿のほとんどは飯田・下伊那地域(南信州)で栽培・加工されている干し柿になります。

その干し柿が「市田柿」なんです。

それでは、そんな市田柿のことをお伝えしていこうと思いますので、ぜひとも読んでみて下さい。

長野県の南信州で生産される市田柿とは?

実は、市田柿という干し柿の名前は、現在の長野県下伊那郡高森町の市田地域で生産されていたことからついた名前になります。

そもそも市田柿というのは、渋柿なんです。

渋柿ですから、そのままでは食べることができづず、これを干し柿にしたものが市田柿と呼ばれています。

この市田柿という名前で出荷が始まったのは大正10年からと言われており、100年という長い歴史があるのです。

そして、この市田柿の原料となる渋柿の栽培は600年以上にもなるといわれています。

市田柿の時期とは?

11月上旬から中旬にかけて、原料となる生柿(渋柿)の収穫が行われます。

この時期の柿農家では、畑での収穫と家での皮むき作業を平行して行うため、とても忙しい時期になります。

柿畑から、実の全体が濃いオレンジ色になりよく熟した柿を収穫していきます。

良く乾き、出来上がった市田柿は早ければ12月上旬から出荷が開始されます。

おおむね、12月中旬や12月の第2週目くらいに出荷される市田柿がオススメになります。

市田柿は本当に美味しい!

ただの干し柿だと思っているとビックリします。

食べてみると、本当に甘くて美味しいのが市田柿です。

本当にビックリしますよ。

あの渋柿がこんなにも美味しい干し柿になるなんて…

時期的にもお歳暮などのご贈答にオススメですので、最高の贈り物になります。

まだ1度も食べたことが無い人は、1回食べてみることをオススメします。

干し柿の固定概念が180度ひっくり返りますよ。

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